サンマルツァーノ2の一般的な品種は「不定形(つる性)」です。日本の多くの家庭菜園向けトマト(半促成タイプ)とは異なり、草丈が非常に高くなります。
- 対策: 2m程度の頑丈な支柱を立てるか、トマト用の支柱ネットを設置し、主枝をしっかりと誘引(紐で結びつける)する必要があります。
不定形品種は、放任すると脇芽がどんどん伸びて草が込み合い、風通しが悪くなります。
- 対策: 基本的に「主枝1本仕立て」または「主枝+側枝1本の2本仕立て」にし、それ以外の脇芽はこまめに摘み取ります(脇芽かき)。これにより、実に栄養が集中し、病害虫の予防にもなります。
乾燥気味に育てることで、果実に含まれる糖度や旨味成分(グルタミン酸)が凝縮されやすくなります。
- 対策: 最初の実がなり始めるまでは、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えますが、それ以降はやや乾燥気味(水やりを控えめ)に管理します。過剰な水やりは、実が割れる「裂果(れっか)」の原因にもなります。
実がたくさん成り、草丈が伸びるため、肥料切れを起こしやすいです。
- 対策: 最初の実が膨らみ始めた頃から追肥を開始します。その後は2週間に一度を目安に、化成肥料や液体肥料を与えます。ただし、肥料(特にチッソ分)が多すぎると葉ばかり茂って実がつかなくなる「つるぼけ」になるため、様子を見ながら調整します。
- 対策: 少しオレンジ色がかった程度で収穫しても追熟(収穫後に熟させること)は可能ですが、木の上で真っ赤に完熟させた方が、旨味成分が格段に増します。
これらのポイントを押さえることで、ご自宅でも濃厚で美味しいサンマルツァーノ2を収穫することができます。