ネット栽培のポイント
ユウガオはつるの伸長が非常に旺盛(20mにも達することがある)なため、広いスペースが必要ですが、ネットや棚を利用した立体栽培も可能です。 特に家庭菜園やグリーンカーテン目的の場合、スペースを有効活用できるネット栽培が適しています。
十分な高さと強度の確保:- つるが非常に長く伸びるため、高さのある支柱(パイプハウスの骨組みなど)と丈夫なネットが必要です。強風で倒れないよう、しっかりと固定します。
- グリーンカーテンとして利用する場合は、窓の高さや幅に合わせてネットを張ります。
整枝(つるの管理):- 親づるは本葉5〜6枚で先端を摘み取り、勢いの良い子づるを3〜4本伸ばすようにします。
- 子づるは摘心せず伸ばし、孫づるに着果させます。
- つるが混み合わないように、適宜不要な脇芽や葉を取り除き、風通しを良く保ちます。
誘引:- つるが自然にネットに絡みつくように誘導し、必要に応じてひもで軽く結びつけてサポートします。
人工授粉:- ユウガオは自然条件下では着果率が低いことがあるため、確実に収穫するためには人工授粉が効果的です。
- 花は夕方5時頃から咲き始めるため、早朝から午前10時ごろまでに雄花を雌花に受粉させます。
水やりと施肥:- 果実の肥大期には水分を多く必要とするため、水切れしないよう十分に水やりを行います。
- 肥料を与えすぎると「つるぼけ」(葉やつるばかり茂って実がつかない状態)になることがあるため、元肥は控えめにし、追肥で調整します。
- メリット: 省スペースで栽培でき、果実が地面に接しないため病害虫のリスクを減らせます。また、グリーンカーテンとしても利用できます。
- 注意点: つるが非常に旺盛に伸びるため、管理の手間がかかる場合があります。また、果実がぶら下がると重みでネットが破損しないよう、支えが必要になることもあります。